Search

Book-cover images are provided by Amazon US & Amazon Japan

New entries

Categories

Archives

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



--------(--) --:--| スポンサー広告| トラックバック(-)| コメント(-)

ペガサス

Pegasus
Pegasus
(1998/04)
Marianna Mayer

商品詳細を見る

ペガサス/Pegasus
イラストレーター:Kinuko Y. Craft/キヌコ ヤマベ クラフト
メイン画材:水彩、油彩

1940年日本生まれで、アメリカ在住のKinuko Y. Craft。彼女が渡米したのは24歳の時。絵本だけでなく、タイム紙の表紙等も飾るイラストレーターで、彼女のイラストレーションはコレクターズアイテムとして名高い。絵本の出版は、1989年出版の「おどる12人のおひめさま/The Twelve Dancing Princesses」、1994年出版の「バーバ・ヤガーと勇敢なヴァシリサ/Baba Yaga and Vassalissa the Brave」、1996年出版の「キューピットとサイキ/Cupid and Psyche」、1999年出版の「ミダス王と金の手/King Midas and the Golden Touch」、2000年出版の「シンデレラ/Cinderella」、2001年出版の「おやゆびトムの冒険/The Adventures of Tom Thumb」、2002年出版の「眠れる森の美女/Sleeping Beauty」などがあります。

昔々、羽の生えた天馬ペガサスは穏やかな地を放浪していました。山まで舞い上り、雲の上をギャロップと自由に飛び回ります。ギリシャの神々に愛されるペガサスは孤独を好み、いかなる者であろうとも自分の背に乗せようとはしませんでした、ベレロフォンが現れるまでは・・・アメリカ、日本共に対象年齢は4歳以上。ベレロフォンとペガサスが力をあわせてキメラ/キマイラを退治します。

ベレロフォンとペガサス本人達は最後まで知りませんでしたが、実は彼らは父を同じくする本当の兄弟です。父親は、たくさんの妻がいたとされる海の神ポセイドン。倒されたキマイラは、理解できない夢の象徴と言われる怪物の姿をした女性。

スポンサーサイト


追記を読む

2011-09-09(Fri) 10:05| 西洋:神話/伝説| トラックバック(-)| コメント(-)

ハイワサのちいさかったころ

ハイワサのちいさかったころ (ほるぷ海外秀作絵本)
ハイワサのちいさかったころ (ほるぷ海外秀作絵本)
(1989/07)
Henry Wadsworth Longfellow/ヘンリー・ワズワース・ロングフェロー
白石 かずこ
商品詳細を見る

ハイワサのちいさかったころ/Hiawatha's Childhood
イラストレーター:Errol Le Cain/エロール ル・カイン
メイン画材:水彩

1985年 ケイトグリーナウェイ賞受賞作品

以前「サー・オルフェオ/Sir Orfeo」、「白猫/The White Cat」、「シンデレラ―または、小さなガラスのくつ/Cinderella: Or, the Little Glass Slipper」、「アルフィとくらやみ/Alfi & the Dark 」、「キャッツ―ボス猫・グロウルタイガー絶体絶命/Growltiger's Last Stand With the Pekes and the Pollicles and the Song of the Jellicles」、「まほうつかいのむすめ/The Enchanter's Daughter」、「魔術師キャッツ―大魔術師ミストフェリーズマンゴとランプルの悪ガキコンビ/Mr Mistoffelees with Mungojerrie and Rumpelteazer」で紹介した絵本作家エロール ル・カイン。

エロール ル・カインはこの絵本で1985年度ケイト グリーナウェイ賞を受賞。 受賞以前には「キャベツ姫(1969年)」、「いばらひめ(1975年)」、「おどる12人のおひめさま(1978年)」と3度も佳作/次点止まりでした。1987年には「まほうつかいのむすめ(1987年)」で再びケイト グリーナウェイ賞佳作/次点受賞。

大きな湖の岸、輝く湖水の側、暗い松やモミの林を背に、明るく澄んだ水面を前に、月の娘のノコミス/Nokomisの小屋がありました。しわしわのおばあさんのノコミスは、菩提樹の木で作ったゆりかごを揺らしながら小さなハイワサの面倒を見ています。ノコミスはたくさんのことをハイワサに教えました。天に輝く星、火のようなほうき星、精霊の死のダンス、羽飾りの戦士、武器のこん棒。遠い北の大地の凍る冬の夜、広くて白い天国への道、お化けの通り道・・・蛍に虹にふくろう・・・鳥やリスや動物たちと話すアメリカ先住民ハイワサのお話。日本の対象年齢は乳幼児以上。

以前「真夜中の疾駆/Paul Revere's Ride: The Landlord's Tale」でも紹介した19世紀のアメリカの詩人ヘンリー・ワズワース・ロングフェローが、アメリカ先住民に伝わる伝説を叙事詩にした「The Song of Hiawatha(1855年)」の中の94行だけをもとにした絵本。

The Song of Hiawatha

By the shores of Gitche Gumee,
By the shining Big-Sea-Water,
Stood the wigwam of Nokomis,
Daughter of the Moon, Nokomis.
Dark behind it rose the forest,
Rose the black and gloomy pine-trees,
Rose the firs with cones upon them;
Bright before it beat the water,
Beat the clear and sunny water,
Beat the shining Big-Sea-Water.

追記を読む

2011-01-08(Sat) 06:17| 西洋:神話/伝説| トラックバック(-)| コメント(-)

愛と絆

The Mightiest Heart
The Mightiest Heart
(1998/10/01)
Lynn Cullen
商品詳細を見る

絆と愛/The Mightiest Heart
イラストレーター:Laurel Long/ローレル ロング
メイン画材:油彩、水彩、ジェッソ

以前「淑女とライオン/The Lady & the Lion」、「魔法の入れ子人形/The Magic Nesting Doll」で紹介したイラストレーターLaurel Longは、Syracuse Universityのファインアートの修士号を持ち、現在はカリフォルニア州立大学ノースリッジ校イラストレーション科の教授兼絵本作家。細密画のイラストレーターとしても有名な彼女は、Jan van Eyck等のルネッサンスの画家に影響を受ける。ニューヨークで生まれ育ち、現在は旦那様と子供と一緒にカリフォルニアに在住。

ルエリン王子は、ウェールズでも幸運な若者。石のお城に高く飛ぶ鷹、ポニーに召使い等、何でも持っていますが、その中でも一番素晴らしいのは犬のゲラート。子犬の頃からゲラートはルエリン王子の傍にいることだけが望みです。やがてルエリン王子は大人になり、結婚することになりました。ルエリン王子は奥方となったお姫様を大変に愛していたので、もちろんゲラートもお姫様が大好き。しかしながらお姫様はそうではありません。ルエリン王子はしかたなくゲラートを寝室から追い出し、ゲラートはいつもドアの外で待機です。やがて、お姫様には子供が生まれ、ウェールズは喜びに包まれ、ゲラートも大喜びで子供のお顔を舐めようとしますが、お姫様はそれを許しません。しばらくの後、不幸なことに子供は狼に襲われ、ルエリン王子が目撃したのは口を赤く染めたゲラート。てっきり子供を襲ったのはゲラートだと思い込んだルエリン王子は「人殺し」と叫び、ゲラートを攻撃してしまいます。失意のうちにお城を後にしたゲラート。しかし数年後、そんなルエリン王子の仕打ちにもかかわらず、迷い込んだ森で狼に襲われた王子を助け、また森の中に消えて行くゲラート・・・アメリカ、日本共に対象年齢は4歳以上。

ハッピーエンドなのですが、大変に悲しいお話。イギリスはウェールズ、スノウドニアの伝説がもとになっています。スノウドニアには13世紀にいたとされる忠犬ゲラートのモニュメントが建てられています。伊藤頼子氏による日本の忠犬「女丈夫」のお話をほうふつとさせるお話。

The Mightiest Heart」 は、Laurel Longデビュー作。1998年に出版されたこの絵本は、約1年半の制作期間で15000ドルの契約。 原画、著作権料、海外著作権料は別。この絵本の売れ行きが上々だったので、The Mightiest Heart以降は、だんだんと契約制作料が上がっていったとの事。原画は一枚3000ドルほど。アメリカでは、出版された絵本の原画は、一般的に作家自身か契約しているギャラリーが売り主となります。

Laurel Long イラストレーションギャラリー

追記を読む

2010-05-18(Tue) 06:11| 西洋:神話/伝説| トラックバック(-)| コメント(-)

春を救ったこまどり

How Robin Saved Spring
How Robin Saved Spring
(2009/03/31)
Debbie Ouellet
商品詳細を見る

春を救ったこまどり/How Robin Saved Spring
イラストレーター:Nicoletta Ceccoli/ニコレッタ チェッコリィ/チェッコーリ/チェコーリ
メイン画材:アクリル

以前「暗闇の消防士/Firefighters In The Dark」、「なみだどろぼう/The Tear Thief」、「美術館にあるお城に住む少女/The Girl in the Castle Inside the Museum」で紹介した1963年サンマリノ生まれで、現在はイタリアに在住のNicoletta Ceccoli。 ボローニャ原画展では7度、コミュニケーション アーツに4度の入選、ソサエティ オブ イラストレーターでは銀メダルを受賞。2001年には、イタリアのベスト イラストレーターとしてアンデルセン賞に選ばれています。

昔々、小さなコテージに二人の姉妹が住んでおりました、冬の淑女と妹の春です。ずっと昔から冬の淑女は、その日が来ると眠りにつかなければいけません。春が世界を緑色に染めるために9ヶ月の眠りから覚める日です。冬の淑女は、一人ぼっちで夢も見ずに眠らなければいけない時間を考え、眉をひそめます。「寒い冬の雪と青い氷だけが私の色」と冬の淑女はため息をつきます。「私の可愛い妹は春のほうがすぐれていると思っているでしょうね。誰がピンクや黄色のお花なんて必要なのかしら?完璧な世界とは一年中寒くて白い世界のことよ。」そう冬の淑女は考えます、「きっと世界を永遠の冬にする方法があるはずだわ。」彼女は忍び足で春の部屋へ…アメリカの対象年齢は9歳以上、日本の対象年齢は4歳以上。古典童話にも負けない素敵な春のお話です。

決して細かく描いているわけではないのに、鮮やかでくっきりとしたニコレッタのイラストレーションたちは、ストラスモアの水彩紙にアクリルで描かれています。2008年出版の「美術館にあるお城に住む少女/The Girl in the Castle Inside the Museum」のように、フォトショップで加工はされていず、純粋な手描き。

Nicoletta Ceccoli イラストレーションギャラリー

追記を読む

2010-03-23(Tue) 12:41| 西洋:神話/伝説| トラックバック(-)| コメント(-)

キューピットとサイキ/エロスとプシュケ:ギリシャ神話

Cupid and Psyche
Cupid and Psyche
(1996/06/03)
M. Charlotte Craft
商品詳細を見る

キューピットとサイキ/Cupid and Psyche
イラストレーター: Kinuko Y. Craft/K. Y. Craft/キヌコ ヤマベ クラフト
メイン画材:水彩、油彩

以前「12人の踊るお姫さま/The Twelve Dancing Princesses」、「おやゆびトムの冒険/The Adventures of Tom Thumb」、「シンデレラ/Cinderella」、「眠れる森の美女/Sleeping Beauty」、「ミダス王と金の手/King Midas and the Golden Touch」、「バーバ・ヤガーと勇敢なヴァシリサ/Baba Yaga and Vasilisa the Brave」とこれまでに、数々の絵本で紹介してきたキヌコさん。アメリカの絵本業界で、こんなに活躍している日本人女性はあまりいない。ファンタジーの女王としても有名な彼女は、日本生まれで1962年金沢美大卒業。その後アメリカに渡り、シカゴでアートを勉強。この絵本は、娘のCharlotteさんとキヌコさんとの初めてのコラボレーション絵本。

あるところに、王様、王妃様と3人のお姫様たちがいました。お姫様は3人とも大変美しいのですが、末のお姫様のサイキが一番美しく、ビーナスが住んでいる隣りの国までその美しさは鳴り響いていました。サイキの美しさは遥か遠くに住んでいる人々までも呼び寄せます。ところが、崇拝されるほどの美貌を持ちながら、サイキはあまり幸せではありませんでした。美しさゆえに、賞賛はされるものの、愛してくれる人がいなかったからです。あまりに美しいとの噂に怒ったのが美の女神ビーナス。息子のキューピットを呼び出して、愛の矢でいたずらするように命じます。いたずら好きのキューピットは大喜びですが、愛の矢を放つ瞬間にサイキと目が合い、あわてて自分を矢で傷つけ、サイキに恋をしてしまいます…アメリカの対象年齢は4歳以上。この神話は「エロスとプシュケ」とも呼ばれます。

愛する人と再び過ごしたいがために、取引条件として地獄まで行く…というお話ならば、「イザナギ、イザナミ」のお話や「天国と地獄/地獄のオルフェ」を思い出します。ちなみに、ビーナス/ヴィーナス(ローマン名の英語読み)はアフロディテ/アフロディーテ(ギリシャ名)。

Cupid and Psyche By M. Charlotte Craft

追記を読む

2009-07-29(Wed) 10:24| 西洋:神話/伝説| トラックバック(-)| コメント(-)


    絵本のたまご

    ikuko

    Author:ikuko
    アメリカ在住

    Color My Art by Ikuko

    リンクへの追加は報告不要です

    Amazon stores

    Sophie's Masterpiece: A Spider's Tale

    Fairy tales

    • 眠れる森の美女
      Sleeping Beauty/眠れる森の美女
    • 白雪姫
      Snow White: A Tale from the Brothers Grimm/白雪姫 グリム童話
    • シンデレラ
      Cinderella/シンデレラ
    • 髪長姫 / ラプンツェル
      Rapunzel (Caldecott Medal Book)/ラプンツェル
    • 長靴をはいた猫
      Puss in Boots (Caldecott Honor Book)ブーツをはいたネコ
    • 白雪姫と七人のこびと
      Snow-White and the Seven Dwarfs (Sunburst Book)/白雪姫と七人のこびと

    How to draw illustrations

    How to make picture books

    • Robert Sabuda
      Peter Pan: A Classic Collectible Pop-up/ピーターパン 飛び出す絵本
    • Rufus Butler Seder
      Gallop! (Scanimation Books)/ギャロップ!! (しかけえほん)
    • Nathaniel P. Jensen
      Desert Night Shift: A Pack Rat Story
    • David Wiesner
      Flotsam (Caldecott Medal Book)

    Links

    RSS

    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。